川崎区は4月3日(日)に実施する「東海道川崎宿三角おむすびレシピコンテスト決選投票」の最終候補2作品を発表した。
「ひじきと小松菜の三角おむすび」VS「れんこんとじゃこの甘辛おむすび」
区は2021年12月下旬から2月中旬まで、レシピを募り、応募総数は113作品にのぼった。書類選考と試食審査を経て残ったのは、川崎区在住の田辺愛実さんが考案した「ひじきと小松菜の三角おむすび」 と中原区在住の飯田菜々美さん作の「れんこんとじゃこの甘辛おむすび」。
決戦投票は、稲毛公園(川崎区宮本町)で行われる「東海道川崎宿2023まつり」の一環。開催当日は午前10時から2個1パックを250円(予定)で200パック限定で販売し、購入者と審査委員などによる投票で優勝作品を決定する。
同コンテストは、江戸時代、徳川吉宗が東海道川崎宿に宿泊した際、徳川家の葵の御紋に見立てた三角形のおむすびを振舞ったとされる伝承に基づき、2015年から毎年行われている。
東海道川崎宿2023まつり
実行委員会主催の「東海道川崎宿2023まつり」は4月3日(日)午前10時から午後3時まで稲毛公園で開催される。雨天決行。
おむすびレシピコンテスト作品販売のほか、市内銘菓品、フランクフルト・天丼・豚汁・甘酒・わたがし、地酒、市内農産物を取り扱うブースを開設。ステージでは、太鼓演奏、ガマの油売り、傘回し、江戸独楽芸、外郎売の口上、演歌、獅子舞、三角おむすび音頭、お江戸日本橋体操が披露される。麦わら細工ハガキ作成、版画製作、昔あそびの体験会や歴史ガイドツアーも行われる。