緒方雅子さんの作品展
二ヶ領せせらぎ館で4月30日まで、第3回「植物画展―多摩川の植物を描く」が開催されている。絵を手掛けたのは、同館受付スタッフも担う緒方雅子さんだ。
植物の葉から根、種まで、形や色を精密に写し取る植物画。今回はヒメウズやハナウド、ナヨクサフジなど、多摩川の野草を描いた作品が並ぶ。
多摩・麻生植物画同好会(高田直子氏主宰)会員の緒方さんは植物画を描いて30年近く。同展のほか、四季折々の植物画を毎月1枚同館に飾っている。「野草はごく小さかったり、色味が華やかでなかったり、画にするのは難しいとも感じる。それでも、そのあいらしさ、たくましさを少しでも表せたら」と緒方さん。
午前10時から午後4時まで。期間中は月曜、4月20日(水)休館。
問い合わせは同館【電話】044・900・8386二ヶ領せせらぎ館。