小惑星探査機「はやぶさ2」が地球に持ち帰った小惑星リュウグウのサンプルを多くの人に見てもらおうと、「JAXA宇宙科学研究所はやぶさ2プロジェクト」と「JAXA宇宙科学研究所と夢を創る会」、「銀河連邦サガミハラ共和国」(相模原市)は現在、3Dプリンタで製作したサンプルのレプリカを展示したい協力施設や団体を募集している。
配布されるのは実物大(約1cm)のレプリカ2個と10倍に拡大したレプリカ1個。レプリカの展示を希望する国内の施設や団体が公立・私立を問わず応募することができる。1団体につき1セット・限定200セットのため、申込多数の場合は抽選。費用は無料だが、レプリカの送料を負担する必要がある。
希望する施設や団体は相模原市のホームページで公開されている申込書に必要事項を記入し、事務局宛てにメール【メール】pr@city.sagamihara.kanagawa.jpで申し込みを。申し込み期限は4月28日(木)必着で、当選者には5月中旬に発送される。
レプリカは全国の協力施設・団体に配布された後、市が制定した「はやぶさの日」の6月13日に合わせて一斉に展示される予定。市は「価値の高いサンプルを多くの方々にご覧いただき、宇宙の謎を探求すること、科学や技術を追求することの楽しみを実感してほしい」と話している。
詳細は市観光・シティプロモーション課【電話】042・707・7045。