横浜市保土ケ谷区と旭区にまたがる火薬工場跡地の緑地「カーリットの森」で5月14日(土)に「里山観察会」が開催される。参加費は200円(小人100円)。
「カーリットの森」は横浜中心部から4Kmの至近距離にありながら、貴重な里山環境が残る約60ヘクタールの土地で、県の絶滅危惧種に指定されているホトケドジョウや鷹類など、1千種近い動植物の生息・生育が確認されている。初夏には森の中にある4筋の沢でゲンジボタルが舞う姿が見られるほか、フクロウが樹洞に生息するなど多様性を持った生態系が形成されている。
当日は植物や花、鳥を探しながら森の北側を中心に2時間半ほど散策する。午前9時30分に「県公社住宅バス停」(相鉄バス 浜19 和田町〜新桜ケ丘団地行)に集合。虫かご、ポリ袋、軍手、帽子、飲み物、タオルなど持参。申込みはカーリットの森を守る市民の会・中村さん【携帯電話】080・3488・6697へ。