「不動産は相続で揉めやすい」―。土地の価値が分かりにくいことや、土地や家を均等に分けることが難しいためです。では何から始めればいいのか。
- 八王子市大和田で創業67年、「祖父の代」から相続対策に対応してきた株式会社松村地所の松村光代表に話を聞きました。
「円満相続を実現するための大原則は、財産を渡す人が、あらかじめ財産の分け方を決めておくこと。その意思を家族に残しておくことです。節税対策から始めるのではなく、まずはここから考えましょう」と松村さん。
具体的には、
1.相続に関する家族の状況や考えを整理する
2.全体の財産状況(特に不動産)を分析・診断してもらう
3.納税資金の確認と財産の引継ぎ方を決める
4.遺言書を作成する
4つポイントを正しい順序で考えることが大切なのだそう。
4つのポイントを「ひとつの窓口」で
上記4つのポイントを相続計画として、松村地所がワンストップで作成してくれるそうです。なぜ、不動産会社が相続相談を?と思いますよね。
松村さんは「日本人の家計資産の約7割が不動産です。相続では、評価の方法も扱いも難しい不動産が最も揉めやすい。不動産の専門家が相続のお悩みに答えられることが大切だと感じています」と話します。
創業67年、地域の不動産相続の相談窓口
松村地所は駐車場1台から賃貸・売買・駅前テナント・大型ロードサイド企画、相続対策、借地権、事業用定期借地権まで。幅広い知識と実務経験がある。
それは、先代である松村さんの父が「地元の人々の相続相談に親身になってきたからこそ、何でも対応できる総合不動産会社」になったようです。
一般的に、売買が得意な不動産会社、賃貸をメインとする不動産会社など、会社によりそれぞれ特色があります。しかし、不動産への分析が浅いまま、その会社の得意な手法を提案されることも。相続対策を節税から始めてしまい、順序を間違え上手くいかないケースが多いそう。
松村さんは「だからこそ何でも対応できる当社が、その土地を深く分析し、最適な活用方法と相続計画を提案させていただきます」と話します。また、「空き家の発生を予防することが、地域の不動産会社の使命。自分が相続で苦労した経験から、皆さんのお悩み解決のお役に立ちたい」と、相続相談への思いを語ってくれました。
シックな色調で落ち着いて相談できる
不動産相続の相談窓口八王子 勉強会 STEP1
日時/2022年6月4日(土)14:00〜※約2時間のセミナー形式
会場/八王子市学園都市センター(オクトーレ12階)第2セミナー室
参加/無料
対象/「相続準備をしたい」、「一般的な相続知識を学びたい」方など
定員/4組(新型コロナウイルス感染予防対策として)問い合わせ、予約は下記へご連絡ください