神奈川県さつき愛好会(本部・横浜市瀬谷区)が主催する「第26回さつき盆栽花季展示会」が5月20日から22日まで、三浦市民交流センターで開かれた。
春は花を、秋は木型を愛でることを目的に、年2回実施される展示会。花の色や付き方、幹の太さ、苔、鉢などが評価され、賞が与えられる。
今回は県内から33点出展され、県さつき愛好会三浦支部で顧問を務める坪井正行さん(岬陽町在住)=人物風土記で紹介=が「新日光」で三浦市長賞・「八咫の鏡」で三浦市議会議長賞、支部長の飯田栄一さん(横須賀市長井在住)が「八咫の鏡」で指導部長賞、赤城テル子さん(菊名在住)の「香取姫」と、菊池あき子さん(下宮田在住)の「壬生の華」が努力賞に選出された。
会員募集中
日本での愛好家は減少気味だが、中国をはじめ南米、東南アジアでは増加傾向にある「さつき盆栽」。同支部では現在、新規会員を募集中だ。
2009年に結成し、現在会員は8人。毎月第2・4日曜の午前9時~正午に市民交流センター研修室で本部から指導者を招き、整形方法や植え替え、選定、消毒といった手入れ技術を磨いている。坪井さんら会員は「一緒に美しい花を咲かせませんか」と呼び掛けている。年会費は男性1万2千円/女性1万円。
申し込みは坪井さん046・881・7560または飯田さん080・8744・6912