GDO茅ヶ崎ゴルフリンクス(茅ヶ崎市菱沼海岸)で、2024年3月8日にゴルフ場に隣接する浜須賀小学校を対象に『卒業記念イベント』が開催されました。卒業を間近に控えた6年生の思い出づくりの様子を取材してきました。
恒例の卒業イベントにGDO茅ヶ崎ゴルフリンクスが2024年も協力
今年で4回目となった『卒業記念イベント』がスタートしたのは2021年のコロナ禍がきっかけでした。浜須賀小学校の6年生の修学旅行が中止になり、代替行事の実施も叶わずにいたところ、GDO茅ヶ崎ゴルフリンクス(以下、茅ヶ崎GL)の協力によって始まりました。
コロナが落ち着き、修学旅行などのイベントが再開した後も卒業記念イベントは継続して行われており、今ではこのイベントを心待ちにしている子どもたちが大勢いるそうです。
“未知の場所”ゴルフ場で、小学校最後の思い出作りを
2024年3月8日、茅ヶ崎GLには卒業を間近に控えた浜須賀小学校6年生の賑やかな声が溢れていました。子どもたちにとって、茅ヶ崎GLは浜須賀小学校に隣接しているものの足を踏み入れたことがない “未知の場所”。初めて足を踏み入れた子どもたちは、芝生が広がるゴルフ場の広さに驚いたに違いありません。
イベントではパターゴルフ、初心者でも簡単にボールを打つことができる簡易版ゴルフとも言われるスナッグゴルフやフットゴルフを体験。子どもたちは初めて握ったと思われるゴルフクラブに戸惑う様子もなく、GDOのスタッフに教わりながら、気持ち良さそうにクラブを振っていました。
学校から持ち込んだ子どもたちの憧れ・大谷選手から贈られた野球グローブを使って伸び伸びとキャッチボールをしたり、芝生に寝転んでみたりと、子どもたちは普段のゴルフ場とは違った形で広いゴルフ場を存分に満喫している様子でした。
短くて使いにくくなった鉛筆を茅ヶ崎GLで再利用
最高の思い出作りに協力した茅ヶ崎GLに、子どもたちからは『短くなって使いにくくなった鉛筆』が2024年も寄贈されました。
茅ヶ崎GLではゴルファーがスコアを書くために使用するペグシル(プラスチック鉛筆)の削減が課題となっており、2023年に引き続き、浜須賀小学校のSDGs委員会が環境負荷の低減を図るSDGsの取組みの一環として、全校生徒から集めた『短くなって使いにくくなった鉛筆』約500本を寄贈しました。
茅ヶ崎GLからも地面に植えるとひまわり・忘れな草が咲く鉛筆のお返しも。
伊藤修武(いとう おさむ)ゼネラルマネジャーは「勉強をたくさんして鉛筆が短くなったら、今度は綺麗な花をたくさん咲かせてほしい」と子どもたちに伝えました。
夢と希望が詰まった風船が茅ヶ崎の空へ
卒業記念イベントの最後には、恒例となっているエコ風船飛ばし。
これまでの小学校での思い出と未来への夢や願いを込めた色とりどりのエコ風船が、一斉に茅ヶ崎の大空に舞い上がると、児童たちから大きな歓声があがっていました。
地域に開かれたゴルフ場として
参加した子どもたちからは「なかなか経験できないゴルフをプレーすることができて楽しかった」、「広いゴルフ場がとても気持ちよかった」との声がありました。
第1回目の卒業記念イベントから関わっている伊藤ゼネラルマネジャーは「これからも卒業記念イベントは続けていきたいと思っています。6年生だけでなく、他の学年の子どもたちにもゴルフ場の中に入ってもらう機会を作り、輪を広げていきたい」と今後の意気込みを語っていました。
GDOが2020年春にゴルフ場の運営を引き継いで以降、ゴルファー以外の人を対象とした様々なイベントが行われています。地域に寄り添ったゴルフ場としての茅ヶ崎GLの活動に今後も期待が寄せられます。
GDOは茅ヶ崎市に企業版ふるさと納税も
こうした地域に開かれたイベントを開催するだけでなく、GDOと茅ヶ崎市は令和3年にシティプロモーションに関する連携協定を締結し、令和3年から3年間継続して、市のシティプロモーション推進事業に対して企業版ふるさと納税を活用した寄附をされています。