宮前区役所1階健診ホール
『冒険遊び場シンポジウム』が6月19日(日)、宮前区役所1階健診ホールで開催される。
冒険遊び場は、自然の中で自由に「やってみたいこと」を実現する場。これまでのシンポジウムは、子育て中の保護者や子育て団体関係者などを対象に行ってきた。このたび活動が11年目に入ったことを機に、対象者をまちづくりに関わる人たちに拡大。「遊び」を手がかりに地域のつながりを再構築する可能性を、地域の大人で考えるきっかけにしてもらう狙いがある。
嶋村仁志さんの基調講演も
当日は、川崎市「子どもの権利条約フォーラム」で講演した嶋村仁志さんを招き、『子どもの遊びから地域おこしを考える〜今だからこそ大切にしたいこと〜」をテーマにした基調講演を行う。嶋村さんが代表を務める(一社)TOKYO PLAYでは、プレーパークだけでなく、商店街の道路を使い地域住民が世代を超えて遊ぶ「みちあそび」など、大人も巻き込んで地域おこしにつなげる実践も行っている。
パネルディスカッションや意見交換も
また、基調講演を受け、宮前区内で地域活動をするキーマンらの考えを聞くパネルディスカッションや意見交換も予定。主催する冒険遊び場ネットワーク担当者は「子育てについても、環境問題のように考える社会になれば」と、参加を呼びかけている。
シンポジウムは午後1時30分から4時、事前申し込み制で定員先着30人。
申し込み・問い合わせは区地域ケア推進課【電話】044・856・3300。