NHK大河ドラマによって注目を集める鎌倉時代の東国武士や文化財。こうした状況を踏まえ、地域とゆかりの深い武家・三浦一族などをテーマにした川柳を募る「御家人悲喜こもごも川柳コンテスト〜御家人は鎌倉時代のサラリーマン?〜」が始まった。
初代将軍・源頼朝に仕えた三浦義村や和田義盛らを大企業で出世争いをするサラリーマンに重ね、現代にも通じる人間模様を「五七五」の歌に詠む。主催は「三浦一族研究会」や三浦半島の寺院で組織される(一社)BUSHIDO文化協会などが名を連ねる実行委員会。TwitterやTikTokといった現在流行している短文投稿と共通する点が多い川柳に着目した。幅広い人々が鎌倉時代を身近に感じ、関心を高めるきっかけにしたい考えだ。
応募は「BUSHIDO文化協会」HP内にある応募フォームから投稿、または横須賀美術館や県立金沢文庫、横須賀市観光案内所に設置の応募箱へ投函。期限は12月31日(土)。審査のうえ、グランプリには賞状と1万円相当の賞品、BUSHIDO賞には賞状と5千円相当の賞品を授与されるほか、協力寺院賞なども用意。受賞作品は来年3月ごろに発表予定で、横須賀市関連施設などに1年間掲示される。
問い合わせは横須賀市企画課【電話】046・822・9820