山形県のソウルフード芋煮と音楽を融合した野外イベント「芋煮ロックフェスティバル」が9月25日㈰、三崎港「うらり交流広場特設会場」で4年ぶりに開かれる。午前11時開場、午後8時閉場。入場無料。過去最大規模となる今回は、会場設備や音響機材の拡充のため、現在クラウドファンディングを展開している。
サニーデイ、川本真琴さんら出演
「芋煮とライブステージを楽しみながら来場者同士が交流を深め、食や音楽といった文化を知るきっかけになれば」。山形県出身の國井久嗣さんら有志4人が立ち上がり、2013年に相模川河川敷で始まった同イベント。翌年うらりに会場を移し、有名アーティストによる多彩なパフォーマンスで話題を呼んだ。
三崎港で7度目となる今回は、フォークやネオアコなど幅広いジャンルを内包した日本語ロックで、90年代の音楽シーンに衝撃を与えたスリーピースロックバンド「サニーデイ・サービス」や地元・三浦を拠点に息の合った歌声を響かせる「かもめ児童合唱団」など6組の豪華ラインナップが揃い踏み。ファーストアルバムでミリオンセラーをたたき出した川本真琴さんは「芋煮ロックフェスは、私にとって印象深く楽しい思い出です。町の皆さんの温かさを感じ、海の香りがふわりとして、また今年いけることをとてもうれしく思っています」とコメントを寄せている。
目標額350万円
クラウドファンディングの期間は9月15日㈭午後11時59分まで。目標額は350万円。1千円から寄付可能で、活動運営費に充てられる。
建築漫画家として執筆活動する座二郎さんが書き下ろしたデザインのワンカップ酒や手ぬぐい、Tシャツといったオリジナルグッズなどのリターン(返礼品)を用意。イベントを主催する國井さんは「今年の芋煮ロックフェスは伝説となります。その光景を皆さまと共有できたらこの上ない喜びです。多くのご参加そしてご支援のほど、よろしくお願いします」と呼び掛けている。
詳細はイベントHPhttps://www.shigurecords.com/内にあるクラウドファンディング運営サイト「CAMPFIRE」で確認を。問い合わせは國井さん080・3382・6953