川崎フロンターレが整備
生田浄水場用地の有効活用として、川崎フロンターレが整備を進めるスポーツ施設「フロンタウン生田」は、2023年3月下旬の開業まで4カ月を切った。同クラブと市上下水道局、近隣自治会らによる連絡協議会の8回目の会合が11月28日に開かれた。
協議会メンバーが見学
この日は希望するメンバーが工事現場を見学。屋内テニスコートやクラブハウス、体育館など内装工事に移った各施設について説明を受けた。天然素材を使った人工芝の設置が進むグラウンドも歩き、同クラブの谷田部然輝さんは「W杯の三笘薫や田中碧のような選手をここから出していきたい」と期待を込めた。
会合では、地元団体らで結成する多目的広場の利用調整会や、オープン後の情報共有の場となる連絡調整会の設置について意見交換。多摩道路公園センターから、南側道路の車両待避所についても報告があった。
「ふれあい広場」1月から開放
全面開業に先駆け、用地内に市が整備する「生田ふれあい広場」は2023年1月26日(木)、先行して一部オープンする。広場には噴水エリアや芝生エリア、遊具などがあり、午前7時から午後5時まで無料で利用できる。