ミナカ小田原前の路上に12月20日、相模湾と梅の花、東京と伊豆を結ぶ特急『踊り子』が描かれたデザインマンホールが設置された。
JR東日本小田原・伊豆統括センターの社員が、鉄道開業150年の節目の年に、小田原の新たな観光資源になればと提案。駅員や乗務員らが職種の垣根を越えチームを組み、企画からデザインまでを担当した。同センター副所長の猪狩吉央さんは「マンホールを通して小田原の魅力を感じていただければ」と話した。
同日に開催された設置記念式では、デザインのお披露目の瞬間に立ち会おうと、マンホール愛好家らが足を運んでいた。設置時には、守屋輝彦小田原市長と同センターの小野俊幸所長も訪れた。
小田原市は2020年から「小田原市デザインマンホール蓋設置事業」を開始し、これまで市内に北条五代や機動戦士ガンダムなど、小田原市にゆかりのあるデザインのマンホール蓋が設置されてきた。同事業では、交流人口の増加や回遊性の向上が期待されている。