コロナ禍の影響などで活動を休止していた相模原のご当地アイドル「つぶつぶ★DOLL」(つぶどる)が、新メンバーによるセカンドジェネレーション(2代目)として本格的に始動した。
メインは地域貢献
つぶどるは市内の芸術団体「相模原市民ミュージカル」に参加する一部のメンバーで構成されるアイドルグループ。活動の主眼を相模原を盛り上げるための地域貢献に置いているのが特徴で、アーティストとして2018年に全国メジャーデビューを果たしてはいるものの、始動した12年から数年間は、「市外イベントに出ない」「CDを作らない」といったルールを徹底。市内でのイベント開催や地域まつりへの参加、店舗での一日店員など、地元に根ざした活動を続けてきた。
コロナ禍による活動制限に加え、メンバーそれぞれの生活にも変化が生じたことから、22年春に活動を休止したが、新メンバーの募集を経てこのほど、2代目として再スタートする運びに。10月から都内でのライブなどに少しずつ出演し、経験を積んできた。
グループの趣意が地域貢献であることから、初代から続く活動で、ボランティアとして市内飲食店などで一日店員として働く店舗応援企画「ゆめつぶ」を12月に矢部のカレー店「Syun」で2代目として初めて実施。2月4日(土)にも同店での活動が予定されている。
全員相模原に縁
新メンバーは星乃つむぎさん、奥川四葉さん、神部七海さん、舞原鈴歌さん、相川朱里さん、大石奏空さんの6人。在学や在住など相模原市と何かしらの関わりがある。舞原さんは初代からの継続、他の5人は初めてのアイドル活動だ。ツイッターやブログなどで文章を担当することが多いという星乃さんは、「『笑顔と元気』で活動し、周りの人にも元気を届けていきたい」と話し、主に写真を撮影して投稿している奥川さんは「地域のお店などをたくさん紹介して、相模原の良さを市内外に伝えたい」と今後の活動の抱負を述べた。
新生つぶどるは1月29日(日)、市青少年学習センターで行われる「さがみはら高校生バンドフェス」(相模原市民ミュージカル主催)に、「Spinel」という名称のバンドスタイルで登場(出演はメンバーの一部)し、市内での初ステージを踏む。
詳細は公式ホームページ【URL】https://www.tubudol.net/。