戦争の悲惨さ、平和の尊さを創作劇などを通じて子どもたちに伝えようと、毎年春に開催されている「多摩平和まつり」。同実行委員会では現在、来年2018年3月4日（日）に関戸公民館ヴィータホールで開催する「平和まつり」の中で上演する劇の出演者を募集している。
　戦争体験者が高齢化し、体験を語る人が年々減ってきていることから、24年前に市内の教員や市民有志で実行員会を結成。以来、毎年この催しを行っており、『はだしのゲン』『アンネの日記』などの創作劇を上演してきた。
　今年度は、終戦間近に、沖縄の子どもたち約１６００人を乗せ、撃沈された学童疎開船「対馬丸」の事件について上演するという。
　練習は11月12日（日）から毎週日曜日午前10時〜正午（毎回参加できなくても可）。場所は、南多摩教育会館（市役所徒歩５分）。小学４年生から大人まで年齢性別経験は問わず。オーディションはなしで申込者は全員出演。参加費無料。
　申込み、詳細についての問い合わせは、同実行委員会事務局・林さん【携帯電話】０９０・２９０７・６５１０へ。