山崎町出身 鳥尾匠海さん 「クラシックをエンタメに」 2月9日(木)、町田でソロコンサート

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山崎町出身 鳥尾匠海さん 「クラシックをエンタメに」 2月9日(木)、町田でソロコンサート

 山崎町出身で、声楽家として積極的に活動する鳥尾匠海さん(26)=写真=が、町田イタリア歌劇団主催のコンサートに出演する。「音楽で食べていけるようになりたい」と誓った中学生から始まり、新国立劇場研修生、劇団四季研修生を経て、原点回帰の舞台に立つ。

 鳥尾さんは中2の頃、長渕剛や尾崎豊に憧れ音楽を始めた。「魂の叫びが胸に刺さった。自分もこの先突っ走らなきゃと感じた」と、橋本駅前で路上ライブに出かけたほど。音楽で食べていきたいという漠然とした思いを抱えていたある日、オペラと出会う。「歌なら今からでも間に合うかもしれない」という一縷の望みに賭け猛特訓した結果、東京藝術大学に現役合格。その後、テノール歌手として全日本学生音楽コンクールで1位を獲得し、新国立劇場研修生にも一発合格。実力派のエリートとして活躍が期待されていた。そんな中、突如ミュージカルに転向する驚きの行動に。

 「コロナ下で海外遠征もできず、日本語で歌いたいという思いもあって。ダンスが足りない部分だったので、また特訓しました」と当然のことのように話す鳥尾さん。志して1年で劇団四季の研究生に合格するという快挙を成し遂げた。畑違いのミュージカル界で研鑽を積む中、満員となる四季劇場の観客席を見て、オペラやクラシック出身者として「ここを目指さなければ」という思いに駆られたそう。以後、「クラシックをエンタメに。音楽の楽しさを共有できる舞台を」という目標を掲げ、劇団四季を退所。オペラやミュージカル、ポップスなどの垣根を越えて幅広く精力的に活動していく。

日本語で歌う退所後の初舞台

 劇団四季研究所を退所後、初のソロコンサートが2月9日(木)、町田市民フォーラム3階ホールで行われる。鳥尾さんは原点回帰として演目を日本の歌のみで構成。「鐘がなります」「霧と話した」「初恋」「落葉松」「悲しくなった時は」など、有名作品を披露する。

 午後2時30分開演(2時開場)。チケットは1000円(全席自由)。 会場は町田市民フォーラム3階ホール。

 予約・問い合わせは柴田さん090・1734・8116へ。

開催日

2023年2月9日(木)
午後2時30分開演(2時開場)

住所

東京都町田市町田市民フォーラム

費用

1000円

問い合わせ

柴田さん

電話

090-1734-8116

090-1734-8116

公開日:2023-02-06

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