高津区と宮前区を管轄している「川崎市中部児童相談所」が、4月1日からJR武蔵溝ノ口駅近くにある旧川崎看護専門学校(久本1の4の1)に改修を施した建物へ移転する。
現建物、手狭に
今回の移転は「高齢者福祉施設すえなが」と隣接する現建物が手狭になったことなどによるもの。市の担当者によると利用者が利用できる駐車スペースがやや少なくなるものの、駅から徒歩4分の立地となるため「電車でお越しになる方の利便性は良くなるのでは」と話している。
専門スタッフが対応
同施設は、市内に3カ所ある児童相談所の一つで、児童福祉司や児童心理司、医師などの専門スタッフが、子の養育や障害、性格行動、非行、不登校などに関して相談に乗ってくれるほか、児童虐待に関わる相談や通報なども対応している。
連絡先等に変更なし
今回の移転に伴う開所時間(祝日を除く平日午前8時30分から午後5時まで)や連絡先(【電話】044・877・8111)などの変更は行われない。
事業の概要などについての各種問合せはこども未来局児童家庭支援・虐待対策室(【電話】044・200・2648)で受け付ける。