桜時-さくらどき-版画四人

作品展示：2023年3月27日(月)～4月8日(土)

相模原市役所そばのギャラリー誠文堂では3月27日(月)から、四人四様の版画作品が並ぶ「桜時－さくらどき－版画四人展」を開催します。コラグラフの大沼正昭、木版の小山希と鶴賀啓太郎、銅版の和田喜代。「異なる手法で表現された４人の作品は、４人が集うことで面白さを増していますよ」とオーナーの中澤さん。

作家たちはそれぞれ、「版の上にいろいろな素材を貼り付け（コラージュ）、その凹凸を刷り取る技法です。内にあるさまざまな記憶が、関わり合い、連鎖して、新たな世界を築けたらと考えています」（大沼正昭）、「東京都内にある神社の鳥居を元に、『煙草を吸いながらぼーっとしている』のをイメージして制作しました」（小山希）、「自然の中で木や草花、山々など風景として見ていたものが、ある一瞬、身近な出来事や周りの人々の想いと重なり、物語性を持って語りかけてくることがあります。それらを楕円の彫りや色彩の重なりで表現しています」（鶴賀啓太郎）、「全ては絶えず動いている有り様を、作品を通して追っています」（和田喜代）、と作品展へのコメントを寄せています。作品を見るだけでなく、出品作家の指導によるワークショップもあるそう。楽しみだな～。

「桜時－さくらどき－版画四人展」

• 会期：2023年3月27日(月)～4月8日(土)　※日曜休廊

• 時間：平日10:00～18:00・土曜日13:00～18:00（最終日17:00）

ワークショップ：2023年4月1日(土)

出品作家によるワークショップを開催。新聞や雑誌などを切り抜き、台紙に貼り付けて作品を作るコラージュの技法で絵を制作。中澤さんは「簡単な技法みたいなんだけれど、魅力的な世界が現れてくるそうよ～。参加してみたら？」と呼び掛けています。

• 日時：2023年4月1日(土) 　13:30～1時間程度
• 参加費：￥200-（額込み）
• 定員：先着10名　※申し込みはギャラリー誠文堂へ

ギャラリー誠文堂ページへ