自然観察施設くずはの家(曽屋1137)が、くずはの広場・かんさつガイド【8】「春夏の野鳥」、【9】「カエルのなかま」、【10】「丹沢と周辺の岩石〜岩石台を見てみよう〜」、【11】「初夏の木の花」を作成しました。
同ガイドは、二つ折りA5サイズのフルカラーで、これからの季節に葛葉緑地で活動が活発になる動植物の情報を網羅しています。同施設内で無料で配布しているほか、ホームページからもダウンロード可能。
「春夏の野鳥」では、どのような鳥がどこで見られ、どういった特徴があるかを写真付きで解説しています。「カエルのなかま」では観察できるカエルの種類や生態を、「初夏の木の花」は自生する植物とその開花時期などを春夏の野鳥と同じく写真付きで説明。一方で「丹沢と周辺の岩石」は、屋外で常時展示を行っている岩石コーナーを中心に構成しました。
「他にも『葛葉川の生き物』や『フィールドサインを探そう』なども発行しています。これからの季節、ガイドを片手にぜひ自然散策をしてみてください」と、同施設スタッフは話しています。
くずはの家がある葛葉緑地は1987年に「かながわのナショナル・トラスト第1号」に指定され、98年に同施設が自然観察拠点として整備されました。現在は緑地の生態調査のほか、ボランティアと共同で様々な観察イベント等を企画しています。
問い合わせはくずはの家【電話】0463・84・7874へ。