株式会社恵庭(秦野市南矢名)の今井浩代表取締役(59)が、5月11日(木)から15日(月)に横浜市役所アトリウム(中区本町6丁目50−10)等で開催される「ローズフェア with 趣味の園芸」のメインガーデンを2年ぶりに手掛けます。
これは6月11日(日)まで開催される「横浜ローズウィーク」の一環。ガーデンネックレス横浜関連事業で、全国から選ばれた一般社団法人ジャパンガーデンデザイナーズ協会所属の5人のナチュラルガーデンデザイナーが得意分野を生かし、メインガーデンをデザイン・制作します。
同協会の理事を務める今井さんは、2021年同様県内で唯一選ばれた。今回はシャンデリアハウスや太鼓橋、石積みの橋、橋と橋の間にある島の石畳など構造物を担当するコントラクションデザイナーを務めます。
今井さんによると、今回のメインテーマは「香る庭」、サブテーマに「カーニバル」があり、取材をした4月25日には伊勢原市の作業場でこれに合わせた小屋等の制作作業を行っていました。
また、もう一つのテーマとして意識しているのがSDGs。そのため今井さんは古い木材や再利用できる錆びた鉄板などを調達し、これらの古材の味を生かしつついかにオシャレにデザインするかを試行錯誤しています。
期間中は午前10時(初日11時)から午後6時(最終日5時)まで自由に入場可能。13日(土)午後3時半から今井さんらデザイナーが出演するトークショーが、14日(日)にはNHKで公開収録の放送が行われる。「他にも各デザイナーのこだわりや仕掛がありますので、ぜひ現地をご覧ください」と今井さんは話します。