夏休み中の子どもたちから人気を集める町田市内のスポットの１つが、中町の泰巖（たいがん）歴史美術館だ。戦国時代を生きた織田信長の生涯や戦いの歴史などに関する史料が揃い、館内には信長が築城を命じた安土城の一部が再現され＝上写真＝、子どもたちを喜ばせている。

夏休みイベント

　今月１日からは夏休みイベント（８月31日（木）まで）として、戦国武将に関するクイズを楽しめる催しや、信長が使用した「天下布武」のスタンプをオリジナル台紙に押して持ち帰ることのできる企画などが行われている。

　また、現在は昨年開催し好評だった企画展「戦国のライバル―武田信玄と上杉謙信―」も開催中。歴史ファンのなかでも人気を集める両雄の戦いに関する史料などを観覧することが可能で、こちらは10月９日（祝）まで。

　同館の中村亮佑・館長は「親子でも、大人も楽しめる場所となります。お気軽にお立ち寄りいただければ」と話している。

同館は小田急・町田駅北口から徒歩５分。午前10時から午後５時まで開館（月曜日休館）。入館料は一般が１５００円、高校・大学生１０００円、小中学生は５００円で、未就学児は無料。障害者手帳を提示した場合は同伴者１人を含め、２割引という。

　詳細・問い合わせは同館【電話】０４２・７２６・１１７７まで。