東京・八王子市で創業80年、地域に親しまれてきた料亭といえば、暁町の小高い丘にある「なか安」。旬の会席料理で宴会が楽しめる、そんな名店が隠れ家のようなカフェとコワーキングスペースをプロデュースしたそうです。ビル内にオープンした、その名も「Nakayasu Café(なか安カフェ)」。
- 新たな憩いのスポットとして、地元で話題を呼んでいます。果たしてどんなカフェなのか、タウンニュース記者が潜入してきました!
伝統の中に「モダン」な癒し空間
JR八王子駅、または中央自動車道の八王子インターチェンジから車で少し走った住宅街にある料亭なか安。老舗らしい、和の情緒あふれる店構えに見覚えのある人は多いはず。お店の前には、料亭と兼用の大きな駐車場。店内からエレベーターに乗り、4階と5階にカフェはあります(受付は4階)。
落ち着いた色合いのゆったりとしたスペースに、オシャレな客席。駅周辺の喧騒から離れ、自分の時間を楽しみたい――。そんなときにピッタリのリラックス空間が広がります。一人でぶらりと来るのもよし。お友達やパートナー、家族と一緒に、のんびりと心地よい時間を過ごすのもよさそうですね。
メニューは、こだわりの自家製オーガニックコーヒーをはじめ各種ドリンク、八王子産の野菜や果物を使ったお料理にデザートがそろっています。さりげなく、美濃焼きや有田焼きの器がオシャレ!
料亭の味、ランチで
平日限定のランチセットは、ハチミツが隠し味の特製サンドイッチ「出汁巻き玉子サンド」や、自家製ツナの「本鮪入りツナクロワッサンサンド」、鮪とアボカドを胡麻油、ラー油などの特製ソースで和えた「まぐろとアボカドのポキ丼」など豪華メニューがずらり!ポキ丼といえば、ハワイの人気ローカルフードですね。
おいしそうなものばかりで、どれにしようか迷ってしまいそう。さすが、料亭ならではの本格ラインナップです。
厳選デザートも本格派
ランチは土日・祝日を除く午前11時から午後3時まで。ドリンク付きで、メニューによってスープやサラダもセットに。デザートは自家製オーガニックコーヒーゼリーや八王子金子牧場のミルクジェラート、八王子産パッションフルーツゼリー、日替わりケーキはショートケーキやタルト、ムースなど。ランチセットと一緒に注文すると、デザートは各種200円引きでおトクですよ。
テラス席から夜景も
そして4階は、外の空気に触れることのできる、素敵なテラス席があるのです。40席ながら、ゆったりとした空間なのが特徴。天気がよければ、富士山が見えることもあるそうです。
夜になると、八王子の街の夜景と満天の星空を眺めることができる、特別なスポットに早変わり。ビールやワイン、サワーなど各種アルコールがそろい、ノンアルコール類もあるので、バー感覚で気軽に立ち寄ってグラスを傾ける…。お料理と一緒にディナーを楽しむのも至福ですね。
屋内・テラス共に貸し切り予約も応相談とのこと。カジュアルなパーティーや結婚式の二次会はもちろん、下の階の料亭で宴会・お食事の後にココでくつろぐのもよさそうです。カフェの営業時間は午前11時から午後9時まで。定休日はありませんが年末年始などは休業になるようなので、お店に確認が必要です。
6階はコワーキングスペース
カフェの上、6階にはコワーキングスペースがあります。カフェ同様、落ち着いた内装で快適ですね。リモートワークなどの個人利用だけでなく、まとまった人数でレンタルオフィス、イベントやワークショップにも使えるのです。席数は30席以上で、5~6人用の個室が2つ。利用時間は、平日が午前10時から午後8時30分まで、土日・祝日は午後8時までだそうです(最終入室は午後7時)。
試しにドロップイン(一時利用)してみては。個人会員や法人会員として入会する人も増えているそうですよ。
- カフェ・コワーキングスペースの利用に関するお問い合わせは電話で。カフェのメニュー内容、コワーキングスペースの料金プランなど詳細は公式ウェブサイト(https://nakayasu-cafe.jp/)をチェックしてみてください。