はだのじばさんず2023年「青パパイヤ」の出荷スタート

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はだのじばさんず2023年「青パパイヤ」の出荷スタート
販売初日に売り場前に集まった研究会メンバー

秦野市の特産化をめざしている「青パパイヤ」の出荷が9月1日から農産物直売所「はだのじばさんず」(平沢500)で始まりました。3年目となる今年は、2022年よりも半月早く販売をスタート。売り場には消費者が手に取りやすいように、青パパイヤの下ごしらえの仕方や、2022年JAはだの女性部が作成した青パパイヤのレシピ集なども置かれています。

青パパイヤは作物特有の酵素をはじめ、18種のアミノ酸やビタミンC、食物繊維など豊富な栄養素を含む野菜。脂肪や糖質を分解し、ダイエット効果を高めるほか、抗酸化作用、整腸作用などを促進するといわれています。青パパイヤは無味無臭で、完熟前に収穫するため鳥獣被害がほとんどないのが特徴で、秦野の新たな特産化を目指した取り組みは3年目に入っています。

生産するのは秦野市農業協同組合青パパイヤ研究会(沼田良雄会長)のメンバー18人。総面積約75アールの畑で、今年は総出荷量は約10トンを見込んでいます。2022年に引き続き、小中学校の給食などにも使われる予定です。

「2022年より1カ月早く苗を植え育ててきた。夏場、雨が少なく乾燥していたので地域によって成長に差がある」と沼田会長。しかし、生育は順調なため2022年よりも早い出荷に踏み切った。1〜2人で消費できるサイズから、家族で食べられる大きなものまで様々なサイズが揃っており、同会は「私たちの生産が追い付かないくらい、皆さんに消費してもらえれば」と期待を寄せています。

住所

神奈川県秦野市平沢500 はだのじばさんず

公開日:2023-09-08

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