上宿商栄会(山口元会長)と秦野駅前通り商店街(中野貴之会長)が、10月1日から両商店街共通のプレミアム商品券事業を実施します。県の「令和5年度神奈川県商店街等プレミアム商品券支援事業費補助金」の取り組みで、これを活用した事業は秦野市内商店街では初の試みとなります。
両商店街の活性化と、利用客への日頃の感謝を込め実施するプレミアム商品券事業。プレミアム率30%で、総額1560万円分を発行します。
商品券は500円×13枚綴りで、6500円分の商品券を1冊5000円で2400セット販売します。上宿商栄会と秦野駅前通り商店街に加盟している店舗が対象。現在参加店舗を募っており、70から80店舗の登録を想定しているといいます。
9月27日販売開始
実施に先立ち、9月27日(水)の午前10時から午後2時まで、上宿観音堂(栄町5−23)で第1回目の商品券販売が行われます。また、10月1日(日)にも同観音堂で第2回販売を実施。
購入上限は1人10冊。支払いは現金のみ。売り切れ次第終了だが、2日間で完売しなかった場合は、店舗での順次販売も検討します。
「いつもご愛顧いただいている皆様に少しでも還元できればと思い企画しました。2商店街が連携することで参加店を増やし、利便性を高められれば」と山口会長は話しています。
プレミアム商品券の問い合わせは上宿商栄会の山口会長【携帯電話】090・7206・5827へ。
県の商店街等プレミアム商品券支援事業費補助金は、地域の消費を喚起し物価高騰などの影響を受けている商店街の活性化を図るためのもの。プレミアム商品券のプレミアム割り増し分や券面の発券に係る印刷費に対し補助が支給され、近隣では伊勢原市や厚木市、小田原市の商店街などで採択されています。