11月29日に打上予定
あの希望の花火をもう一度――。泉区内の多業種の経営者らからなる「アイディーズ〜地域創造チーム実行委員会」が11月29日(水)、泉区内での打上花火を企画している。コロナ禍で区民を元気づけようと昨年4月にも花火を打ち上げており、「もう一度見たい」との声に応じるように準備を進め、実現へ向けた寄付を呼びかけている。
昨年春にも
同団体は泉区内で介護事業所を営む(株)NGUの代表取締役を務める山出貴宏さんの呼びかけで21年秋に発足。泉区内に在住・在勤する40代を中心とした福祉、不動産、子育て、運送、建築関係など業種を越えたメンバーが集まり、地元泉区の地域振興や活性化を目指して取り組んでいる。
昨年4月、アイディーズは神明台スポーツ施設(新橋町)から150発の花火を打ち上げた。コロナ禍が続く中で、「自粛ばかりの中、子どもたちに小さな思い出を作り、泉区が良いまちになれば」との思いで実施したものだ。
本紙で日時を発表したほかに告知などはせず、場所も非公表というサプライズ花火だったが、その反響は大きく、「感動した」「辛かったけど、前を向いていこうと思えた」「泉区に住んでいて良かった」などの声が寄せられた。
その後、メンバーの元には「今年はやらないの?」「もう一度見たい」といった声が多く届けられ、今回再び動き出したという。
打ち上げや準備にかかる費用については今回も寄付を呼びかけている。「あくまでみんなで協力し合い、みんなで作ることに意味があると考えています」と山出委員長。
寄付の詳細
企業は1口1万円から、個人は1口2000円からいずれも最大5口まで募集。振込口座や方法については後日連絡がある。申込先はメールにて、住所、電話番号、企業・事業所名と代表者名または個人名を明記し、事務局(【メール】idesmtg@gmail.com)へ。