(株)サンヨーホームには、藤沢のまちの進化を支え、培ってきた信頼と実績がある。そのリーダーである代表取締役の杵淵業明さんが重要とするのは「経験とチャレンジ」だ。藤沢駅南口に建てられた、風情とくつろぎのある京都をイメージした2020年オープンの「京町家ガーデン」や、南仏をイメージした02年の「プロヴァンスビル」。その仕掛け人が杵淵さんだ。
- 「デザインがまちに溶け込むこと。行き交う人が入りやすく、居心地のいいビルであること」を大切にしている。「目指すのは、落ち着いた見た目のランドマーク。ビルの中は賑わうパワースポットのような空間にしたい」と思いを語る。
20代の頃は旅行会社に就職し、フィリピンに3年間駐在。アテンド業務などに従事した。「相手が何を求めているか瞬時に把握するコミュニケーションを学んだ」と振り返る。旅行好きを活かし、国内外の街並みや建築を見て、仕事の参考にするのも経験に基づいたチャレンジ精神の1つ。「成果を得るために、失敗を恐れていては何もできない」と強調する。
現在は商工会議所不動産部会の部会長も務め、研修や勉強会などでノウハウを共有し、業界全体での活性化と藤沢の進化に貢献する。
「今年はまた新しく京町家をイメージしたビルを計画している。駅の近さだけではない、優れたビルにする。これからも藤沢を魅力あるまちにしていく」と誓った。
企業紹介
創立以来、湘南地域に根付いたつながりとノウハウで、顧客の皆さんが快適に暮らせるサポートを行う。