全国初!信金とスーパーマーケットの協業
川崎信用金庫(堤和也理事長)はこのほど、ブレーメン通り商店街内にある住吉支店の建て替えに伴い、新たに東急ストアを併設し、2025年10月に完成する予定と発表した。信金がスーパーマーケットと協業するのは全国初という。
商店街のイベントも
この(仮称)かわしん住吉ビルは、地下1階・1階に東急ストア、2・3階に住吉支店を設け、屋上に太陽光発電を導入。東急ストアでは食品ロスやプラごみの削減など、脱炭素社会実現に向け取り組む。また、地場野菜の販売会、子どもや高齢者を対象としたイベントなども企画していく考え。
同信金では、他支店でも介護施設や学生寮などとの併設を進めており、担当者は「今後各支店の建替えが生じた際は、その地域のニーズなどに応じて協業を検討していきたい」としている。
同商店街の伊藤博理事長は「集客力のある店舗が誕生するのは大歓迎。商店街のイベントにも協力いただき、消費者に喜ばれる取り組みを進めたい」と話す。なお、住吉支店は築60年が経過し、設備の老朽化が進み、現在解体中。2024年9月に建設工事が始まる予定。