市立中学吹奏楽部の楽器購入支援とプロ音楽家との共演による生徒の文化意識向上を目的としたチャリティーコンサート「港音楽祭」が2月12日(月)、三浦市民ホールで開かれる。第4弾となる今年は、南下浦中18人、三崎中17人、初声中4人による3校合同ドリームバンドが一流ミュージシャンとコラボする。
「頭だけ合わせよう。あとはノリでいける」
1月27日には、ソプラノサックスプレーヤーで諸磯在住の朝本千可さんが南下浦中に赴き、合同練習を行った。課題曲はスティービー・ワンダーの『Sir Duke』。部員たちは時折、肩を揺らし、手拍子しながら、構成を確認していた。
朝本さんの呼び掛けで2018年に初開催した港音楽祭。コロナ禍は規模縮小を余儀なくされたが、昨年は従来通りに開催され、好評のうちに幕を閉じた。朝本さんは「昨年のライブを見て、吹奏楽部に入った子もいるそう。市民の皆さんにパワーアップした演奏をぜひ聴いてほしい」と本番を待ち望んでいる。
三浦RCも支援
合同練習の前日には、三浦ロータリークラブ(RC)の加藤隆史会長らが三浦市教育委員会を訪れ、会員が購入したチケット30枚と協賛金1万円を及川圭介教育長に届けた。中学生を主に、配布されるという。
開演時間は午後2時から。チケットは3千円でファミリーマート三浦三崎店ほかで販売中。問い合わせは辻克仁実行委員長【携帯電話】090・8581・9874