中国伝統工芸の巨大ランタンオブジェでまちを彩る「横浜春節祭2024」のオープニングセレモニーが2月1日、横浜市役所アトリウムで行われた。
横浜春節祭は中国の大型連休である「春節」に合わせ、中区、西区内の商店街や商業施設、大学などを中心とした32カ所に巨大ランタンオブジェを設置するとともに、福引きくじがもらえるデジタルスタンプラリーやクーポン配布などを通じて冬の横浜観光を盛り上げる取組。横浜中華街発展会協同組合が主催し、横浜市と関内・関外地区活性化協議会の共催。
オープニングセレモニーには山中竹春市長をはじめ、約150人が集まり、横浜中華学院校友会による獅子舞が披露され、会場を盛り上げた。1年の悪疫災厄退散のほか、能登半島地震の復興を願い、中国の赤い封筒「紅包(ホンパオ)」に入れた義援金を獅子舞が口にするなどのパフォーマンスも行われた。
同発展会の高橋伸昌理事長はコロナ禍を振り返り「中華街は地域に生かされていることを学んだ」と話し「街、企業、行政の三位一体で盛り上げ、地域に恩返しできたら」と話した。各種イベントは2月24日まで。