子ども達が自発的に
能登半島地震で被災した人を支援しようと、区内にある下作延小学校に通う6年生児童4人が自発的に募金活動を実施。集まった義援金を、学校近くにあるスーパーマーケットに手渡し、募金協力への感謝の意を込めた児童からのビデオメッセージが店内で放映されている。子ども達が自発的にアクションを起こし「小さな善意」を届けようと懸命に取り組んだこの活動の、詳細は―。
近隣スーパーに手渡し
元日に発生した能登半島地震を受けて同小学区の児童4人は1月12日から募金活動を開始。19日までの期間、平日の朝に津田山駅周辺に立ち、通勤する人などに募金を呼び掛けた。また校内でも協力を募り、集まった義援金は14万5000円。これを学校そばにある「マックスバリュ津田山店」(高橋剛一店長)に手渡した。マックスバリュ各店では能登半島地震の支援募金を行っており「お預かりした募金は日本赤十字社を通じ、被災地方々の 生活支援に役立てる」としている。
ビデオメッセージ放映も
また4人は「ビデオメッセージ」を制作。小学校職員が撮影した内容は、話題の「大谷グローブ」を着用した児童がキャッチボールをしながら次々と募金への感謝や被災地への応援コメントを寄せる、というもの。
同店の店内にあるイートインコーナーの一画で放送されており、買物客が足を止め、今回の取組みに関心を寄せる姿が多く見られている。高橋店長は児童の活動に謝意を伝えると共に「ぜひ多くの方に、ビデオメッセージを見に来てもらえれば」と呼び掛けている。