中原区初のイチゴ農家として2024年から直売を始めた新城ファーム(井上農園)が、3月9日(土)からイチゴ狩りを開始する。
2月29日に体験会
それに先立ち2月29日には、地域住民やJA職員ら20人ほどを招き、体験会が行われた。参加者は、練乳、チョコ、生クリームが盛られたトレーを手に、真っ赤に実った大粒のイチゴを探し丁寧に摘み、口いっぱいにほおばっていた。友人と一緒に参加したベルギー人のアヌク・テーリングズさん(26)は、「母国の農園でサクランボやリンゴを食べた経験はあるけどイチゴは初めて。自然の森の中で食べているような感覚もいい」と笑顔を見せた。地元町内会メンバーと参加した江花くみ子さん(73)は、「直売所で何回か購入し美味しかったがイチゴ狩りも最高。今度は孫と一緒に来たい」と話した。
新城ファームは井上稔夫さん(30)と法久さん(26)の兄弟で経営。兄の稔夫さんは「初年度ながら収穫は順調でイチゴ狩りを行う必要があるか迷ったが、皆さんから多くのご要望をいただき実施を決めた」という。
予約は「じゃらん」にて
新城ファームのイチゴは、ほどよい酸味と甘さが特長の「紅ほっぺ」。イチゴ狩りの制限時間は30分が一般的だが、40分と長めに設定。水・土の週2回、5月上旬まで営業予定という。価格は小学生以上2900円、3歳から未就学児は1900円。詳細は、X(こちら)、インスタ(こちら)などで。
予約サイト「じゃらん」から申込受付。