中井町の中井中央公園(比奈窪580)の「遊びの広場」の大規模リニューアルが3月15日に完了する。大小異なる滑り台などが組み込まれた複合型遊具のほか、障害の有無に関わらず遊ぶことができるインクルーシブ遊具などが新たに整備された。
ジュースやラーメンなどの加工品が「里都まちなかいブランド」にもなっているみかんをモチーフにしているのが特徴。オレンジや黄色、緑などのみかんを彷彿とさせるカラーリングに加え、遊具の中にはみかんを模した屋根「みかんルーフ」、車いす利用者も使いやすい高さに設定され誰もが安全に楽しめる「みかんポリン」が設置されている。
波のような凹凸があることで上から滑るほか、下からは登っていくこともできる幅広な滑り台「モーグルヒル」、プクプクトンネルをくぐってたどり着く「ベロスライダー」、トンネルを滑りぬける「シンアクアスライダー」など子どもの年齢に合わせて、多様な遊び方ができる。
まち整備課で公園を担当する宇野田克俊さんは、「まちの特徴になるような独創的な大型遊具を作ることが事業の目標だった。いろんな方に楽しんでもらえるよう作ったもの。たくさんの方に訪れてほしい」と話していた。
中井中央公園の「遊びの広場」は2023年11月から、より魅力的で来園者に喜ばれる公園を目指すとしてリニューアル工事を実施。公募型プロポーザル方式で、株式会社コトブキが選定され、工事を請け負った。