3種類の新商品「Transparent」を開発
クラフトビールを醸造・販売する株式会社「KEY CORPORATION 鍵屋醸造所」が、川崎市の市制100周年記念に合わせて3種類の新商品「Transparent」(トランスパレント)を開発した。3月1日から同社の店頭などで販売されている。
「鍵屋醸造所」は幸区に醸造所を構え、中原区でタップルーム(醸造所併設のバー)を運営している。地域密着型のクラフトビール会社として、市の「市制100周年記念事業・全国都市緑化かわさきフェア実行委員会」に参画。周年を発信するため2023年夏から商品開発を始め、試行錯誤のすえ、アルコール度数が高く苦みの強いIPAの「赤」、ほんのり甘くキレとコクを備えたラガーの「緑」、苦み控えめでホップの香り豊かな「青」の3種類の新しいビールを醸造した。
商品名は多様性を表現
商品名「Transparent」の意味は「透明」。様々な色を受け入れる多様性を表現した。瓶に三色のラベルを施し、市のブランドメッセージ「Colors,Future! いろいろって、未来。」もプリントした。
3本セットで2200円(税込)。中原区上小田中の「カギヤタップルーム」と同社のオンラインショップ、幸区の「たけくま酒店」で販売する。
同社代表取締役の佐藤学さん(44)は「川崎は南と北で雰囲気が異なり、まちごとに表情が違う。多様なものが詰まっている川崎を表現してみました。ぜひ味わってほしい」と話していた。