入船公園=弁天町=のマスコットキャラクターであるヤギ2頭が3月19日に、今年初出勤した。
同園では「ヤギえんちょう」と呼ばれて親しまれているヤギたち。2017年から毎年同園に来ており、ふれあいのイベントも行われている。
園内の雑草の除草と来園者を癒すことを任されており、初出勤日にはテニスコート利用者や来園者を楽しませ、雑草の除草の業務をこなした。
ヤギたちは普段テニスコート横の小屋で暮らし、餌であるマテバシイやヤマモモの葉を食べる。園内の草がなくなる冬には故郷に戻り、3月頃に公園に帰ってくる。今年も草が無くなるまで同園で暮らし、10月頃に退勤する予定だ。
人懐っこさが売り
湘南から来た2頭は、3歳くらいで人懐っこい性格。1頭は昨年も「えんちょう」を務めた茶色の毛の個体で、もう1頭は初めて同園に来たという。今後は親しみを持ってもらうために、名前を公募したり触れ合うためのイベントも検討しているという。ヤギがお腹を壊してしまう可能性があるため、餌を持ち込んで与えるのは禁止。
同園の菅野光喜所長は「まだ来て間もないので緊張しているかも。ただ、かなり人懐っこいのでぜひ見に来てもらえたら」と笑顔で語った。