箱根町が車椅子ユーザー向け観光冊子作成で「世界の持続可能な観光地TOP100選」の世界1位に!

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箱根町が車椅子ユーザー向け観光冊子作成で「世界の持続可能な観光地TOP100選」の世界1位に!
観光冊子と表彰プレートを持つ佐藤さん

観光の国際認証団体グリーン・デスティネーションズが実施する「2023年 世界の持続可能な観光地TOP100選」で、箱根町が「ビジネス&マーケティング部門」の世界1位に選ばれた。TOP100選は2年連続での選出、部門1位は今回が初めて。3月6日にベルリンで授賞式が開催された。

箱根町で取り組んだのは、車椅子ユーザー向け観光冊子の作成。箱根町観光協会(箱根DMO)が町や町社会福祉協議会らと連携してプロジェクトを立ち上げ、これまで事業者が個別で整備してきたバリアフリー化の情報をまとめた観光冊子を2022年に発行した。

企画担当の箱根DMOの佐藤正毅さんは「当たり前のことをやっただけ。でもそれをやることが難しい」と話す。例えば「バリアフリートイレ有」とだけ情報があっても当事者の不自由な部位によっては実際には利用できないケースもある。その実情をヒアリングし、同冊子ではトイレの写真を掲載することで当事者が自身で判断できるようにした。車椅子で観光ができることを示すことで、足腰に不安がある高齢者や3世代での旅行など新しい需要を生むことにつながるという。

住所

神奈川県足柄下郡箱根町観光協会

公開日:2024-04-04

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