平塚市は6月7日、湘南ベルマーレひらつかビーチパーク海水浴場を7月13日(土)に開設すると発表した。
水難事故防止の監視活動や利用者のマナーアップに向けた警備を行うなど、安心安全対策に取り組みながら海水浴客を受け入れる。開設期間は9月1日(日)までで、海水浴は午前9時から午後5時。期間中は、有料の湘南海岸公園臨時駐車場(高浜台34の1)を設ける。
ビーチパークは昨年、事故防止や監視・救助体制など、国際ライフセービング連盟が定める安全評価基準を満たした海水浴場に与えられる「JLA認定」を取得している。
神奈川県内の海水浴場では、逗子海水浴場(逗子市)が最も早い6月28日(金)に開設され、藤沢市の片瀬東浜、片瀬西浜・鵠沼、鎌倉市の材木座、由比ガ浜、腰越などが7月1日(月)に海開きを迎える。
水質「B」判定
海水浴シーズンに合わせ、神奈川県は県内21カ所の海水浴場で行った水質検査の結果を6日に発表した。ビーチパークは5段階中3番目の「B(可)」判定だった。
5月8日から16日までの間の2日間、ふん便性大腸菌群数や腸管出血性大腸菌O157、油膜の有無、透明度などを調べた。環境省の定める判定基準に沿って、水質が良い順に「AA」「A」「B」「C」「不適」の5段階で判定した。
「AA」と判定されたのは、小田原市の江之浦や湯河原町の湯河原、鎌倉市の材木座、逗子市の森戸、葉山町の一色など8カ所。腸管出血性大腸菌O157は全海水浴場で不検出で、不適もゼロだった。
水質検査は、例年海水浴シーズン前とシーズン中の2回実施。2回目の検査は7月上旬頃に実施し、8月上旬頃に結果が公表される予定。