和田西部町内会が主催する「秋のお祭り」が9月13日(金)から15日(日)まで、和田杉山神社と和田一丁目公園で行われる。
和田地域には昭和20年代後半ごろまで、一帯に水田が広がっていた。戦後、稲の刈り入れ時に五穀豊穣を祈願したことが祭りの始まりで、形を変えながらも後世に受け継がれてきた。祭りの会場となる横浜新道陸橋下の同公園は現在、工事中で利用できないが、町内会のイベントを行う際に特別に開放される。
13日は神社と公園で宵宮祭(午後6時〜8時)を開催する。かき氷やポップコーンを販売し、子ども向けの花火大会(午後7時)もある。14日は神社で午前10時に例大祭が始まり、神輿と山車が町内を巡行。午後5時から公園に模擬店が並ぶ。15日は公園でキャンバスアート(午後4時)やキャンドルナイト(午後6時30分)の催しが行われる。
同町内会の宇佐美勝彦会長=人物風土記で紹介=は「子どもが喜ぶ企画が目白押し。家族や友人との思い出づくりになればうれしい」と参加を呼び掛ける。祭りの詳細は宇佐美会長【携帯電話】090・1407・4440へ。
国大生も運営側に
15日の催しは、地域活性化に取り組む横浜国立大学の学生団体「ワダヨコ」が中心となり運営する。宇佐美会長によると、同町内会役員の平均年齢は75・4歳。宇佐美会長は「若者の柔軟な発想から学ぶことが多い。今の時代に合った町内会運営に取り組んでいければ」と話す。