感謝の気持ちを
鷺沼駅前の再開発に伴い、4月7日(月)に営業を終了する商業施設「フレルさぎ沼」が3月31日(月)まで、感謝の気持ちを伝えようと企画された写真展「ありがとう写真展」を開催している。
同施設は、2011年5月に前身の「さぎ沼とうきゅう」を改装しオープン。写真展は、東急ストア側の階段壁面を使い、スタッフの働く姿など約80枚を展示。写真には「皆様の優しさや温かさに何度も助けていただきました」「おいしい!と言っていただいたこと忘れません」などスタッフから感謝のメッセージが添えられている。
「鷺沼とフレルの歴史」「川崎フロンターレとフレル」も
4階では「鷺沼とフレルの歴史」をテーマに、1966年の鷺沼駅開業当時の駅舎や賑わう鷺沼プール、さぎ沼とうきゅうオープン時の貴重な写真などを展示。また、「川崎フロンターレとフレル」と題したコーナーでは、同施設を訪れた選手たちの写真やイベントの様子を紹介している。
「さよなら寄せ書き」も
他にも、利用者が感謝のメッセージを書き込める「さよなら寄せ書き」も実施。階段壁面の一部が黒板になっており、利用者からの温かいメッセージで埋め尽くされている。
オープンから同施設に通っているという夫婦は「懐かしい写真を見ることができ、胸がいっぱい。新しくなるのも楽しみ」と話していた。