市民によるアートの祭典、第33回葉山芸術祭が4月19日(土)から5月11日(日)まで開催される。
葉山町とその周辺地域(逗子市・横須賀市・鎌倉市)を舞台に、地域住民が主体となる多彩なアートプロジェクトが繰り広げられる。
葉山芸術祭は、住民が自宅やアトリエ、店舗などを会場に、展覧会、ワークショップ、ライブ、作品販売会などを独自に企画・運営する「みんなの企画」が特徴だ。
観客は、公式ガイドやホームページ、SNSなどで情報を得て、新緑の葉山を散策しながら、思い思いのアート体験を楽しむことができる。
特に、自宅やアトリエを公開する「オープンハウス」は、作家との距離が近く、アットホームな交流を楽しめる人気のスタイルである。
実行委員会主催の企画も見逃せない。「Opening Day」(4月19日・20日、森山神社)では、若手アーティストによる音楽ライブやマーケットが展開され、祭りの幕開けを盛り上げる。
最終盤の5月10日・11日には、全国のクラフト作家が集う「青空アート市」(森山神社)が開催。作品販売やワークショップなど、家族で楽しめるイベントだ。
また、今年から葉山芸術祭の公式ホームページがリニューアル。ジャンル、エリア、日程などから企画を検索でき、目当てのイベントを見つけやすくなった。
公式ガイドも刷新。情報量を確保しつつ、紙の削減にも取り組み、持続可能性に配慮している。葉山まちづくり協会、町立図書館、町役場(教育委員会)、県立近代美術館葉山、葉山しおさい公園・博物館、葉山一色郵便局などで配布中。