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熱気で街揺らせ!8月1日〜3日に真夏の祭典  八王子まつり開催

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熱気で街揺らせ!8月1日〜3日に真夏の祭典  八王子まつり開催
八幡大辻(本郷横丁交差点)に10台の山車が集う「大辻合わせ」

 八王子が一年間で最も賑わう真夏の祭典「八王子まつり」が、8月1日(金)・2日(土)・3日(日)に甲州街道(八王子駅入口交差点から追分町交差点まで)周辺と西放射線ユーロードなどで開催される。昨年は3日間で約80万人が訪れた。伝統と八王子っ子の心意気が今年も街を熱く盛り上げる。

絢爛な山車と勇壮な神輿渡御

 関東屈指の山車まつりとも称される同祭では、上地区・下地区合わせて19台の山車が夕暮れ時の甲州街道を巡行する。一台ごとに異なる精巧な彫刻が施された山車が、灯火に照らされながら曳き出される光景は幻想的。最終日の3日には、上地区の山車が勢ぞろいする迫力の八幡大辻合わせ、下地区の山車が集う辻合わせが行われる。

 神輿だって負けていない。上地区・多賀神社の宮神輿「千貫みこし」は、重さ約3トンもの大神輿を1600人あまりの担ぎ手が入れ替わり立ち替わり担いで練り歩く渾身の渡御を披露。かたや下地区・八幡八雲神社の宮神輿も、揃いの浅葱色の半纏姿に身を固めた氏子青年会が勇壮な渡御をみせる。上地区8基、下地区7基の神輿連合渡御の気迫のこもった雄姿も見逃せない。

 さらに今年は、札の辻(八日町交差点)に下地区の山車9台と八幡八雲神社の宮神輿、中町芸妓のにわか屋台がずらりと並ぶ「下地区山車年番送り」が、コロナ禍を経て久しぶりに復活する。

スタンプラリーも

 1日は「氷の彫刻展」や八王子芸妓による「宵宮の舞」、2日には浴衣姿の約1500人の踊り手による「民踊流し」や甲州街道で和太鼓が打ち鳴らされる「関東太鼓大合戦」、「子ども音頭の集い」などが披露される。3日には郷土伝統芸能「八王子の獅子舞」、3日と4日には海外友好交流都市・高雄市(台湾)によるパフォーマンスもある。連日、各所で居囃子、八王子オクトーレ11階で八王子まつりの衣装展示も。

 2日と3日には、19カ所の會所を巡るデジタルスタンプラリーも催され、抽選で200人に八王子まつり公式手拭いが当たる。

夜店は土日のみ

 なお甲州街道の夜店は、今年は2日と3日のみなので注意が必要だ。また猛暑が予想されるため、実行委員会ではミスト扇風機の設置や紙製うちわの配布、こまめな水分補給などを呼びかけるアナウンスを定期的に流すなどの熱中症対策を実施する。八王子まつり実行委員会の尾川朋治委員長は「実行委員会でもさまざまな暑さ対策を講じているが、参加者一人ひとりが気を付けてもらい、事故なくまつりを楽しんでいただければ」と呼びかけている。

 イベントの詳細は八王子まつりの公式ウェブサイト(【URL】https://www.hachiojimatsuri.jp)で確認を。問い合わせは八王子まつり実行委員会【電話】042・686・0611(※当日本部は【電話】042・626・7601)へ。

開催日

2025年8月1日(金)~2025年8月3日(日)

住所

東京都八王子市 西放射線ユーロード

問い合わせ

八王子まつり実行委員会

電話

042-686-0611

042-686-0611

※当日本部は【電話】042・626・7601

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公開日:2025-07-31

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