箱根町の仙石原でススキが見ごろを迎え、色づく秋の風物詩を一目見ようと多くの観光客が訪れている。
台ヶ岳山麓の「仙石原すすき草原」は「かながわの景勝50選」にも選ばれ、東京ドーム約4個分の雄大なススキのパノラマが広がる箱根屈指の観光スポット。例年ススキが黄金色に色づく9月から11月にかけて、国内外の観光客でにぎわう。
静岡県から友人と訪れた60代の女性は「日本の秋らしい光景を見ることができて感激した」と話し、スマートフォンのカメラで撮影を楽しんでいた。
箱根RCが清掃活動
同所では10月28日、社会奉仕団体の箱根ロータリークラブ(田中久士会長)が「ゴミゼロキャンペーン」を実施した。

ごみを探す会員ら
同クラブでは、毎年芦ノ湖や箱根湯本など場所を変えて清掃活動を実施している。この日はお揃いのクラブジャンパーを着た20人ほどの会員が、草原の遊歩道や県道などに分かれてごみを拾い歩いた。
田中会長は「観光客のマナーも向上していて、思った以上にごみは少なかった」と話し、「会員自身の意識を高めるためにも活動を続けている。箱根町のために、微力ながら貢献できたら」と笑顔を見せた。












