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【2025年】湘南・茅ヶ崎で初日の出を見るならココ!サザンビーチ以外にもローカルスポットをご紹介

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【2025年】湘南・茅ヶ崎で初日の出を見るならココ!サザンビーチ以外にもローカルスポットをご紹介
2021年ヘッドランドビーチからの初日の出(撮影:岡本隆史 @takashi_okamoto)

新年の初め、思い新たに一年の抱負と幸せを祈る「初日の出」。ここ茅ヶ崎市でも、暗い時間から家を出て海を目指す人々の姿が多く見られます。早朝のきりっと澄んだ空気の中、遮るものが何もない海で眺める初日の出はまさに絶景の一言。

茅ヶ崎の海は砂浜が広く、人が集まると言っても地元の方が大多数。そのため人と人との距離が適度に取れた環境で、窮屈な思いをすることなく、ゆったり初日の出を堪能することができます。
今回はそんな茅ヶ崎の2025年の初日の出の時刻、初日の出スポットや見どころをご紹介します。

■2025年 茅ヶ崎市の初日の出時刻は午前6時50分ごろ!

2025年茅ヶ崎市 初日の出時刻:午前6時50分ごろ

夏よりも日の出の時間が遅くなっているとはいえ、大晦日に遅くまで楽しんでいた方にとっては少し早い時間。ですが、海が近く砂浜も広い茅ヶ崎は、初日の出を見るのに絶好の場所。多少無理してでも見に行く価値ありです!

■茅ヶ崎市の初日の出スポットをご紹介!見どころは日の出だけじゃない!

茅ヶ崎の海は、水平線の彼方から上がる初日の出(正確には三浦半島の背後から)だけでなく、烏帽子岩、江の島、富士山が一緒に望める贅沢なロケーション。特に新年の縁起物である富士山が、日の出とともに青からオレンジ色に少しずつ変化していくさまは感動の一言!

新しい年の始まりは気持ちが改まるもの。茅ヶ崎の海で初日の出を見て、晴れやかな気持ちで一年のスタートを切ってみては。

1.サザンビーチちがさき

夜明けのサザンC

縁結びスポットであるサザンC。新しい一年の始まりに、大切な人と一緒に写真を撮ってみては。(この写真は初日の出のものではありません)

サザンオールスターズのCDジャケットにも使われた「サザンC」がシンボルの海水浴場「サザンビーチちがさき」。夏は海水浴客で賑わうほか、サザンオールスターズの聖地として、一年を通じて市内外から多くの方が集まります。

サザンCは、Cの右側に人が立つとCの切れ目が繋がって円(縁)になることから、縁結びスポットとしても有名。遠くに浮かぶ烏帽子岩と江の島を眺めながら、縁起物であるサザンC越しに初日の出を拝めれば、きっと幸せな一年になるはず。

2023年 サザンビーチちがさきの初日の出

空と海が真っ赤に染まる瞬間。砂浜に降りて見る初日の出はまた格別です。(2023年1月1日撮影)

【アクセス】
神奈川県茅ヶ崎市中海岸4丁目12986−5
JR東海道線「茅ケ崎駅」南口から徒歩20分
※駐車場については下記の記事をご覧ください。なお、1月1日は通常の営業時間と異なる場合があります。詳しくは各施設にお問い合わせください。

2.ヘッドランドビーチ(茅ヶ崎パーク)

冬の茅ヶ崎ヘッドランドビーチと烏帽子岩

茅ヶ崎のローカルたちに愛されているヘッドランドビーチ。南にせり出したビーチのため、東西に大きく開けた景色が楽しめます。

烏帽子岩のほぼ北側に位置するヘッドランドビーチ。海にT字型に突き出ている人工岬で、先端は釣りのポイントにもなっています。

砂浜も広くウッドデッキも整備されており、家族連れで砂遊びやマリンスポーツが楽しめるほか、夕方になるとワンちゃんのお散歩を楽しむ方で賑わうなど、地域に住む方々の暮らしのそばにあるローカルビーチです。

朝のボードウォークに腰掛ける人と遠くに見える江の島

ある日の朝のウッドデッキの風景。東には江の島がくっきり見えます。

茅ヶ崎ヘッドランドビーチから望む富士山

富士山の全景もしっかり見ることができる最高のロケーション。初日の出に染められた富士山はまさに絶景!

茅ヶ崎公園野球場前の海岸から望む2020年の初日の出

雄三通りを抜けた先の海岸(サザンビーチとヘッドランドの間あたり:茅ヶ崎公園野球場前の海岸)で撮影した初日の出。中心に写るのがヘッドランド(Tバー)。(2020年1月1日撮影)

このビーチはヘッドランド(Tバー)を挟んで東側が「パーク」、西側が「裏パーク」と呼ばれる茅ヶ崎随一のサーフスポットで、波のある日は多くのサーファーが集います。

茅ヶ崎では毎年、元日の早朝に海に繰り出して“サーフィン初め”を楽しむサーファーがそこかしこに見られます。その中でもここヘッドランドビーチでは、初日の出を迎えるタイミングでサーファーたちが横一列に並んで手を取り合うのが新年の恒例行事。

初日の出の美しさと、浮かび上がるサーファーたちのシルエットがとても絵になるので、特別な初日の出写真を撮りたい方にはぜひおすすめのスポットです。

2022年の元旦に茅ヶ崎ヘッドランドビーチの海上で手をつないで新年を祝うサーファーたちと海と空を赤く染める初日の出

初日の出を海面から眺めるサーファーたち。サーフタウン茅ヶ崎ならではの光景です。(撮影:岡本隆史@takashi_okamoto)

【アクセス】
神奈川県茅ヶ崎市東海岸南
JR東海道線「茅ケ崎駅」南口から徒歩25分
※初日の出の時間帯にバスの運行はありません。
※駐車場については下記の記事をご覧ください。なお、1月1日は通常の営業時間と異なる場合があります。詳しくは各施設にお問い合わせください。

3.柳島海岸

茅ヶ崎市柳島海岸から江の島を望む

茅ヶ崎の南西に位置する柳島海岸。春にはハマヒルガオたちが一斉に咲き誇り、辺りの砂浜一帯をピンク色に染めます。

茅ヶ崎の南西部、平塚市との市境である相模川の河口にほど近い柳島海岸。

藤沢市鵠沼海岸から西に向かって伸びるサイクリングロードの終点であり、茅ヶ崎で海ラン(ランニング)を楽しむ方の折り返し地点でもあります。

海岸の特徴はサザンビーチやヘッドランドビーチに比べて砂浜の幅が狭いこと。そのため高い位置方から海を見下ろす形になり、普段とは違った感覚で茅ヶ崎の海を楽しむことができます。また、すぐ近くにトイレや水場があるほか、人工的に作られた石積みの護岸が広がっており、柳島や浜見平、中島といった地域に住む方が集う憩いの場所になっています。

柳島海岸にはベンチが設置されており地元の方の憩いの場所になっています。

ベンチが設置されるなど、のんびりした雰囲気が漂っています。

そんな柳島海岸からは、烏帽子岩のすぐ真裏から上る初日の出を観賞することができます。撮る位置をうまく調整すれば「初日の出×ダイヤモンド烏帽子岩」を狙うことができるかも!

ただし、先の2スポットと比べると茅ヶ崎駅からは徒歩45分とだいぶ離れてしまいます。普段と違うアングルから初日の出を楽しみたい方は、ぜひ一度足を運んでみてください。

茅ヶ崎市柳島海岸から望む2023年の初日の出

柳島海岸から見た初日の出。サザンビーチやヘッドランドビーチよりも砂浜の幅が狭い分、より没入感が得られる場所です。(2023年1月1日撮影)

【アクセス】
神奈川県茅ヶ崎市柳島海岸
JR東海道線「茅ケ崎駅」南口から徒歩45分
※初日の出の時間帯にバスの運行はありません。

4.汐見台

茅ヶ崎市汐見台は辻堂駅から徒歩45分の藤沢市との市境にある地域です。ウッドデッキが整備されており地域の方の憩いの場所になっています。

藤沢市との市境に位置する汐見台のウッドデッキ。東を見れば大きな江の島、西には烏帽子岩と富士山がくっきり見えるなど爽快な景色が広ります。

茅ヶ崎の南東部、藤沢市との市境に位置する汐見台。最寄り駅は辻堂駅で、少し東に足を伸ばせば、広大な面積とジャンボプールを有する県立辻堂海浜公園にアクセスできます。

汐見台にはウッドデッキが整備されており、サーフィンやランニング、犬の散歩など、地元の方が思い思いの楽しみ方でのんびり過ごす憩いの場所になっています。また近所に小学校もあることから、放課後は砂浜遊びを楽しむ子どもたちが多く集まります。

汐見台から伊豆大島を望む

遠くに見えるのは伊豆大島。汐見台の名のとおり、潮の流れが手に取るように分かる場所です。

藤沢市にほど近い汐見台からは、江の島の真裏から上る初日の出を拝むことができます。位置取りさえうまくいけば、江の島の灯台シーキャンドルをロウソクに見立てて、まるで火が灯ったかのような写真を狙うことができるかも!

汐見台から見える江の島はとても大きく見えます

汐見台から望む江の島。この位置から見る初日の出は、江の島シーキャンドルのすぐ左下あたりから上っていきます。

江の島、その目の前の片瀬東浜海岸も初日の出スポットですが、観光地ということもあり毎年大変混雑します。そこをちょっとずらして汐見台を選ぶだけで、ゆとりを持って初日の出を観賞することができます。

砂浜に降りれば東にはっきりと富士山が見えるため、初日の出に染められた赤富士も一緒に楽しめる、とっても贅沢なスポットです。

茅ヶ崎市汐見台から西の方角を見ると富士山が裾野まではっきり見ることができます

汐見台から望む西側の景色。同じ茅ヶ崎の海岸でも、富士山の裾野まではっきり見れるスポットは実は限られています。

最寄りの辻堂駅からは徒歩にして約35分と少し離れてはいますが、抜群のロケーションから望む初日の出はきっと思い出に残るものになるはず。

一年の計は元旦にあり。日頃から運動不足に悩んでいる方は、汐見台まで少し足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

茅ヶ崎市汐見台にはもう一つのサザンC、日本初ロケット火薬実験の地を記念したモニュメントが設置されています。

汐見台のウッドデッキにある「もう一つの“C”」。その正体は、日本初ロケット火薬実験の地を記念したモニュメント。(※画像は裏側から撮影したためCの文字が反対向きになっています)

【アクセス】
神奈川県茅ヶ崎市汐見台
JR東海道線「辻堂駅」南口から徒歩35分

5.【番外編】殿山公園

茅ヶ崎市の殿山公園からの景色。西に江の島、正面に伊豆大島を望むことができます。

殿山公園(とのやまこうえん)から見た茅ヶ崎の街並み。左下が江の島、右下には伊豆大島が見えます。

茅ヶ崎の街並みを見下ろすことのできる甘沼(あまぬま)の殿山公園。茅ヶ崎は起伏が少なく平坦なまちとあって、晴れた日は水平線上に江の島や伊豆大島が見えるなど、茅ヶ崎屈指の眺望ポイントとなっています。

殿山公園から見える江の島と伊豆大島

左:江の島、右:伊豆大島。茅ヶ崎の海岸から殿山公園まではずっと平坦な地形が広がっていることが分かります。

日々のお散歩はもちろん、春には満開の桜の下でお花見を楽しんだり、夏には隣のプールで水遊びしたりと、四季折々の楽しみ方ができるのも魅力。決して面積の広い公園ではありませんが、地域の方に大切にされている公園です。

茅ヶ崎市殿山公園の園内の様子。うねうねした階段が広がっている。

うねうねとした階段はまるで迷路のよう!降りた先には遊具が設置されているので、お子さま連れにもおすすめ。

殿山公園から見る初日の出の見どころは、江の島のそばから上がる初日の出とオレンジ色に照らされた茅ヶ崎市街が望めること。そしてすぐ隣には甘沼八幡大神(はちまんおおかみ)があるため、初日の出の前後に初詣に行くこともできます。

甘沼八幡大神(八幡神社)は森の中にひっそり佇む風情ある神社です。

森の中にひっそりと佇む風情ある神社。ちなみに目の前のバス停の名称は「八幡神社前」。

普段海で初日の出を見ている方も、たまには趣きを変えて茅ヶ崎の北部、山側で新年を迎えてみるのはいかがでしょうか。新年早々、新しい茅ヶ崎の魅力を発見できるかもしれませんよ。

甘沼八幡大神(甘沼八幡神社)の境内から鳥居を見下ろす

昼間は木漏れ日が気持ちいい神社です。

【アクセス】
神奈川県茅ヶ崎市甘沼285
JR相模線「香川駅」から徒歩30分

いかがでしたか。2025年は茅ヶ崎で初日の出を迎えて、新年の訪れにぴったりな穏やかな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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住所

神奈川県茅ヶ崎市中海岸4丁目12986−5

公開日:2024-11-07

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