視覚に障害や悩みを持つ人を支えるイベント「ブラインドワールド!2025」が、11月30日(日)、逗子文化プラザ市民交流センター(逗子市逗子)で開催される。時間は午前10時から午後2時まで。
同企画は、視覚障害者に必要な情報を届けるとともに「あなたは一人ではない、仲間がいるんだ」と伝え、小さな一歩を踏み出すきっかけの場になることを目的としている。2019年に始まり今年で7回目。視覚障害のある当事者と支援者で実行委員会を作り運営している。また、一般市民にとっても視覚障害への理解を深める場となることも目指す。
当日は、相談会や体験会、機器展示会など、多彩な催しが並ぶ。協力団体であるKDDIの社員が講師を務める「初心者向けiPhone実践講座&相談会」は、同機種を触ったことがない、または使っていない視覚障害者やその家族らが対象。午前と午後の2回開催され、「声でメールやラインを送る方法」や「もしもの時に身近な人の目を借りる方法」などを学ぶ。参加は無料で、各回定員15人(申込多数の場合は抽選)。11月21日(金)までの事前予約が必要で、メール(bw.madoguchi@gmail.com)で申し込む。
このほか、専門家による相談や便利用具の紹介・体験ができる『かなエール』、当事者同士が悩みを語り合う『交流相談スペース』、音訳や点訳などの市民ボランティア団体の紹介コーナーも設けられる。
主催のブラインドワールド実行委員会は「見えるかたも、見えない見えにくいかたも、一緒にご来場ください」と呼びかけている。
問:同実行委員会【メール】bw.madoguchi@gmail.com












