「かながわの遺跡展・あつまれ‼かながわのはにわ」が12月18日(木)から1月25日(日)まで、海老名市温故館(国分南1の6の36)で開催される。
神奈川県内出土の130点が並び、これだけ多く集まるのは、1970年の遺跡展から約半世紀ぶり。当時は出品されなかったものが半分以上という、貴重な機会だ。
1750年〜1400年ほど前に作られた埴輪は古墳に置かれ、円柱型の「円筒埴輪」や家や人の形をした「形象埴輪」があり、人々服飾などの文化も見て取れる。
会場には海老名市で出土した埴輪も展示。綾瀬市と座間市では埴輪は確認されていない。県内での埴輪の需要は周辺地域より希薄だったらしく、県内での大規模な生産はなかったようだ。6世紀後半以降は今の埼玉県鴻巣市付近から入って来た品が目立つ。
時間は午前9時から午後5時15分まで。入場無料。12月29日(月)〜1月3日(土)は休館。(問)県埋蔵文化財センター【電話】045・252・8661










