相模原市南野にキャンパスを構える恵泉女学園大学で５月26日（土）、午前10時から午後４時まで、「恵泉スプリングフェスティバル２０１８」が開催される。同大学の教育で３つの大きな礎となる「聖書・国際・園芸」。これらを広く知ってもらおうと、開催されている同フェスティバル。今年で14回目を迎える。

　今年のテーマは「平和の手紙を届けよう！」。世界中で自然災害やテロ、戦争が繰り返し起きているだけでなく、身近なところでも様々な悩みや苦しみを抱えている人たちもいる。そうした中で、学生や教職員一人ひとりが平和を「発信」しようという意図で、聖書にある「わたしたち一人ひとりがキリストの手紙である」の言葉を基にしているという。

　当日は、午前10時のオープニングセレモニーでスタート。注目のイベントは午前11時30分から「Ｍｕｓｉｃ Ｌｅｔｔｅｒ〜恵泉のしらべをあなたへ〜」と題した、聖歌隊やハンドベルクワイヤ、オルガンなどによるコンサート。午後0時30分からの福島の有機農家、たま食ねっと、同大学教育農場によるトークセッション「有機園芸を通して社会とつながる」。１時30分からの、今女子大学生に必要な高等教育について考えるミニシンポジウム「梨花×恵泉『女性の生き方』ｐａｒｔ３」。その他にも「体験」「買い物」「学ぶ」「食べる」「楽しむ」「知る」をテーマにした様々な催しがキャンパス内で企画されている。

　同キャンパスへは多摩センター駅から無料スクールバスを運行。詳細については、同大学ＨＰで。問い合わせは【電話】０４２・３７６・８２１１へ。