川崎市は「防災の日」の9月1日(土)に「第39回 九都県市合同防災訓練」を川崎区東扇島などで開催します。
120機関、約8,000人が参加
訓練は、首都圏直下型地震を想定して行います。「防災から始まる、力強いまち」を合言葉に、自治体・消防・警察・DMATなどの医療機関・自衛隊・海上保安庁・各種ボランティア団体・企業など120機関、約8,000人が参加して、大規模な防災訓練に取り組みます。
東公園会場(メイン)
メイン会場である東公園会場では、ヘリコプターを使った負傷者緊急搬送訓練などの実演や一斉放水、救援物資受入訓練、ライフライン応急復旧訓練、高所ビルなどからの救出救助訓練などを実施します。また、有害な化学物質などに対応した特殊災害訓練を川崎市総合防災訓練では初めて行います。
マリエン会場では役に立つ体験イベント多数開催
また、マリエン会場では、災害対応車両を展示するほか、自衛隊による炊き出し訓練、起震車体験、ダンボールでトイレ作り、エコノミークラス症候群予防体操、ペットボトルでシャワー作り、毛布で担架作りなど、誰でも参加できるイベントが多数開催されます。
今回メインの訓練会場である東扇島東公園は、大規模災害が発生した際、緊急支援物資などが運び込まれる基幹的防災拠点でもあります。川崎市は「防災各機関などによる迫力ある訓練の様子を見ていただくとともに、体験イベントなどを通じて防災について考えていただければ」と呼びかけています。
無料シャトルバスも運行
開催時間は午前10時から正午まで。入場料は無料です。開催当日はJR川崎駅近く(日進町交差点付近)に臨時のバス乗降場が設置され無料のシャトルバスが運行します。無料バスは午前7時から正午まで利用することが出来ます。