”縄文のエンジェル”人気者に!「中空土偶」特別展示@桜土手古墳展示館

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”縄文のエンジェル”人気者に!「中空土偶」特別展示@桜土手古墳展示館
愛嬌のある顔立ちが人気の中空土偶

菩提横手遺跡で出土した縄文時代後期の土偶が8月11日から桜土手古墳展示館(秦野市堀山下380の3)で公開され、20日までに1506人が来館。人気を博している。

この土偶は2016年12月から行われてきた新東名高速道路建設に伴う発掘調査で、約3500年前の住居址から出土したもの。内部が空洞の「中空土偶」で自立が可能。ほかに類を見ない新型式で、全体によく保存されていることから、専門家から高く評価されている。

6月末に出土が発表された当初は秋に秦野での初展示が予定されていたが、今回早期の展示が実現。8月11日には戸川で稲荷木遺跡の見学会や「山モリ!フェス」が開催されたため、その帰りに立ち寄る人などで520人の来館があった。来館した人たちは土偶を見て「縄文の人は美的センスがあるんだね」と感激。「縄文のヴィーナス」と呼ばれる国宝の土偶にあやかり「小さな手が外向きで、鼻が上を向いているのが可愛らしいから”縄文のエンジェル”かな」と楽しそうに話していた。

伊藤仁志館長は「多様性に富んだ縄文文化は人気で、来館者は通常の2倍、県外から来館される人も多い。土偶は住居址から見つかったことから家族で代々敬ってきたものかもしれない。秦野市の宝だと思う」と話す。
特別展示は26日(日)まで。午前9時から午後5時。

開催日

2018年8月11日(土)~2018年8月26日(日)
9時から17時
入館は16時30分まで

住所

神奈川県秦野市堀山下380-3

問い合わせ

桜土手古墳展示館

電話

0463-87-5542

0463-87-5542

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公開日:2018-08-24

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