幕末の開港後、絹(生糸)の輸出で発展した歴史のある横浜で、絹の魅力を発信するイベント「第3回横浜絹フェスティバル『ヨコハマ”絹FES” in 大さん橋』」が、11月15日(木)から17日(土)まで横浜港大さん橋国際客船ターミナルホールで行われます。
連動企画として、横浜市内の8ホテルでは11月1日(木)から17日までの期間限定で、シルクを使ったスイーツやカクテルが登場します。使用するのは、特殊製法によって純国産繭から作られた「シルクゲル」。シルク(タンパク質)と水分のみで構成された食品添加物で、ほとんど無味。シルク由来のアミノ酸には必須アミノ酸9種類が含まれています。
ホテルシルクシリーズ スイーツ編
スイーツは「横浜ロイヤルパークホテル」「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」「横浜ベイホテル東急」「ローズホテル横浜」「ホテルモントレ横浜」で提供される5種類。それぞれ紹介していきましょう。
横浜ロイヤルパークホテル 1階ケーキショップ「コフレ」
レアチーズケーキの中にシルクゲル、苺のジャムとババロアが包まれ、子どもも喜びそうな優しい甘さ。表面の輝きもシルクゲルによって艶がでています。
ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル グルメ&スーベニール「アイ マリーナ」
デンマーク産のクリームチーズを贅沢に使い、シルクのような究極のなめらかさを追求したケーキ。爽やかなラズベリージュレが入っています。繭をかたどったホワイトチョコレートも美味しい逸品。2階のホテル直営ショップ「アイマリーナ」で販売されています。
横浜ベイホテル東急 2階ラウンジ「ソマーハウス」
バニラとマロンのムースが、シルクゲルでなめらかな口どけに。パリパリのチョコレートとラム酒の風味を加えた生クリーム、ベリーのトッピングが楽しめます。
ローズホテル横浜 1階「パティスリー ミリーラ・フォーレ」
シルクを配合し口どけなめらかなベルギー産ホワイトチョコレートのガナッシュで、甘酸っぱいラズベリーゼリーを包んだハート型ショコラ。赤と白2つずつの4個入り箱で販売しています。
ホテルモントレ横浜 13階「エスカーレ」
ホワイトチョコレートムースの中にラズベリークリームが包まれています。こちらは「シルクスペシャルコース」のデザートで提供。コース料理は前菜、スープ、メインはカサゴ・豚ロース・牛フィレから選べます。
ホテルシルクシリーズ カクテル編
カクテルは「ホテルニューグランド」「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ」「新横浜プリンスホテル」の3ホテルで提供され、全4種類あります。
ホテルニューグランド 本館1階「シーガーディアンⅡ」
ラムベースのカクテルに横浜市の花であるバラが添えられています。シルクのなめらかな飲み口とローズシロップの香りが楽しめます。
横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ 28階スカイラウンジ「ベイ・ビュー」
「日本庭園のしっとりと静やかに苔むすような永い時の流れ」をイメージしたカクテル。シルクのようになめらかな口当たりで、アルコール度数もライトです。
新横浜プリンスホテル 42階「トップ オブ ヨコハマ バーラウンジ」
新横浜プリンスホテルでは、2つのカクテルを提供。ノンアルコールカクテル「Rosy cheek」は、美容効果が期待されるチアシードとバラのシロップを使っています。カクテル「杏絹妃(きょうきひ)」(=トップ集合写真、右から2番目)は、世界三大美女「楊貴妃」が幼少期に食したと言われる杏でアレンジした甘く飲みやすい味です。
第3回横浜絹フェスティバル「ヨコハマ“絹FES” in 大さん橋」とは
見て、触れて、学ぶ3日間―。北は山形、南は沖縄まで絹の産地から30ブースが出展し、着物やスカーフ、ネクタイ、小物などを紹介。結城紬アクセサリーやスカーフ結び方などのワークショップコーナー、飲食コーナーもあります。きものトークショーやファッションショーなど、無料で楽しめるショーも盛り沢山。
また11月15日「きものの日」にちなみ会場では3日間、七五三の子どもを対象に、お祝い着のレンタル・着付け・写真撮影を1,000円から行っています(事前予約・先着順)。詳しくは絹フェスのページをご確認ください。