登戸で1982年に発足した「劇団辻シアター」が3月9日(土)、人情喜劇「芝浜」を多摩市民館で上演する。経験不問で一般市民から役者やスタッフを募り、本番に向けて稽古に励んでいる。
座長の辻三太郎さんは落語家・柳家金語楼さんの弟子。地域活性のため市民の参加を促し、落語の楽しさを知ってもらおうと、年1回の公演を無料で行っている。
今年は落語の「芝浜」を楽しく心温まる芝居に演出。多摩区や宮前区在住の市民18人が参加している。「出演者に合った役をつくり、そこからストーリー展開を考えて作品にしている。個性がより引き立ち、面白く楽しい芝居になる」と辻さん。親子で芝居に挑戦する多摩区在住の築地美津子さん(41)は「大舞台と知って今から緊張」、娘の凛さん(10)は「人前は恥ずかしいけれど、元気よく大きな声で頑張る」と話している。
午後1時開演。入場無料、直接会場へ。問い合わせは同シアター【電話】042・331・0445。
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開催日
2019年3月9日(土)
問い合わせ
劇団辻シアター
公開日:2019-03-01