東京都と多摩市は、3月15日(金)から19日(火)まで、永山公民館ギャラリーで「東京空襲資料展」を開催する。午前10時〜午後6時。入場無料。
1945年3月10日未明。「東京空襲」によって10万人ともいわれる尊い命が奪われた。都では、戦争の惨禍を再び繰り返さないため、この日を「東京都平和の日」と定め、毎年様々な事業を行っている。
今回の資料展もその一環。期間中、空襲で亡くなった人たちの遺品を中心に、焼夷弾などの兵器、空襲下の生活を物語る資料や写真パネルを展示。体験者の証言記録映像も上映されるほか、「多摩火工廠」の写真展示、市と平和展市民会議で作成したDVD『青空が見ていた多摩〜身近な戦争遺跡”多摩火工廠”』も視聴することができる。
なお、同資料展は10日(日)まで東京芸術劇場で、12日(火)まで武蔵野市役所でも開催されている。問い合わせは多摩市平和・人権課【電話】042・376・8311へ。