華やかなパリ文化を体現した仏女優「サラ・ベルナール」を特集@横須賀美術館

シェアする

PR・イベントは終了しました。

華やかなパリ文化を体現した仏女優「サラ・ベルナール」を特集@横須賀美術館
デザイン:アルフォンス・ミュシャ/制作:ルネ・ラリック《舞台用冠 ユリ》1895年頃、箱根ラリック美術館蔵

第一次世界大戦勃発前のフランス。「ベル・エポック」と呼ばれ、パリが繁栄した華やかな時代を象徴する女優、サラ・ベルナールの人物像と彼女に関わりのある作品を特集した企画展が、横須賀美術館で始まる。

《ポストカード『遠国の姫君』のサラ・ベルナール》箱根ラリック美術館像

ミュシャやラリックも

 類まれなる美声と演技力で「最初の国際スター」と呼ばれたサラ・ベルナール。1862年にコメディー・フランセーズでデビュー後、自らの名を冠した劇場を立ち上げ、看板女優として活躍した。注目すべきは、当時の文化を象徴する存在であったこと。主演作「ジスモンダ」のポスター製作では、当時新人だった画家アルフォンス・ミュシャを抜擢、舞台ではルネ・ラリックのジュエリーを用いるなど、彼らの才能を見出した人物として、20世紀初頭の新たな芸術様式「アール・ヌーヴォー」の美を体現した。

アルフォンス・ミュシャ《メディア》1898年、リボリアンティークス蔵

 今回の企画は、サラを取り巻く華やかな世界を、様々な側面から紹介する日本初の巡回展。彼女の姿を捉えた当時の写真や同時代の画家による日本初公開の肖像画など約80点のほか、ミュシャ、ラリックなど、デザイン・工芸分野の作品約150点を通して、「ベル・エポック」時代の文化にも触れていく。

海の広場でオペラ

 同展に関連したイベントも用意している。9月23日(月)は担当学芸員によるギャラリートークを実施(午後2時から、要観覧券)。28日(土)・29日(日)は「椿姫」などサラ・ベルナールにゆかりのあるオペラの名曲を、市内出身の宮本史利さんらが海の広場で披露する。午後6時から1時間程度。入場自由、雨天時はエントランスホールで先着100人。

読者プレゼント:10月10日締め切り

レアリア読者5組10人に、横須賀美術館の招待券をプレゼント。

応募フォームはコチラ

開催日

2019年9月14日(土)~2019年11月4日(月)
10時~18時
月曜休館(祝日の場合は開館)

2019年9月23日(月)
14時~
ギャラリートーク(要観覧券)

2019年9月28日(土)~2019年9月29日(日)
オペラの名曲を披露@海の広場(入場自由)
18時~

住所

神奈川県横須賀市横須賀美術館

費用

一般900(720)円、高大・65歳以上700(560)円、中学生以下無料。
*11月3日は無料観覧日
*()内は20名以上の団体料金
*市内在住または在学の高校生は無料 
*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添1名様は無料

問い合わせ

横須賀美術館

電話

046-845-1211

046-845-1211

ホームページ

外部HPリンク

公開日:2019-09-13

関連タグ